on Cloudmonster は確かにクッション性を感じることができるシューズ【レビュー】

フルマラソンを走るための靴を買ったぞ


  • 新品で走り始めだとむしろ硬いと思ったが、6kmを過ぎたあたりからクッションと推進力を感じることができた
  • 見た目が他のランニングシューズには無い感じで好き

on Cloudmonster の評価

結論から言うと、on Cloudmonster を購入して非常に満足している。

こちらのホワイトは公式のオンラインショップでは合いそうなサイズがなくまた実際にサイズも合わせてみたかったのでリアル店舗で購入した。 即決したわけではなく asics の GEL KAYANO 30, MIZUNO ウェーブライダー とで30分以上悩んだ。履いたときにサポート感が強かったのは GEL KAYANO のように思ったし、 ウェーブライダーの価格(他の2足に比べて5,000円ほど安い)に対しての期待値だったりも悩んだ要因である。 が決断に至るほどの差はないように思い、最後は自分が好きだと思うデザインで決めた。 機能、価格において決定打に至るまでの明らかな差分を自身が見いだせなければ、最後は自分自身が格好良いと思った方を買ったほうが後々後悔が少ない(個人的に)。 ただ、GEL KAYANO は本当に良かったので練習用シューズとして買うかもしれない。

見ての通りの分厚いソール、タンはとても薄くてペラペラですが靴との一体感がある。走っていて安定性も高かった。実際に GEL KAYANO と合わせて ソールの幅を比較してみたが、ほとんど違いは無かった。

サイズ感

現状、ランニング時は以下の2足を交互に履いている。

  1. Hoka クリフトン8(27cm)
  2. Nike インフィニティ リアクト 3 プレミアム(27.5cm)

Nikeの場合、27cmを選ぶとたいてい横幅が窮屈になるので0.5cm大きめにしている。Hoka は27cmで問題ない。 on Cloudmonster にワイドモデルは無いが、27cmで全く問題なかった。本当にぴったり。 タンの薄さやアッパー素材の伸縮性で幅広い足の形に対応しているのかもしれない。

使用感

まだ10kmちょい、一度しか走ってないが、また買ってみようと思える素晴らしい一足だと感じている。

ペースに影響が出るくらいクッション性が快適

このシューズ最大の推しポイントであるクッション性は間違いないと思う。 冒頭で触れた通り、箱から出して走り始めた直後は逆に硬さを感じた。その後 -ランニングするので当然だが- ソールに体重を乗せて素材が伸縮するごとにクッション性が増していったように思う。この日のメニューはベース走であり、7分/km で70分間走る予定だったが、6kmを過ぎたあたりでソールが機能し始めたのか、はたまた未熟者故のただの勘違いなのかは分からないが、走ることがとても快適に感じてしまい、6分ちょいのラップになっていた。

安定性

ランニングする上では全く問題ないが、正直言うと、asics GEL KAYANO, MIZUNO ウェーブライダー のほうが安定性に関しては高いと思った。 ただ、ヒールや足首がぐらつくとか、ちょっとした段差、傾斜で靴の中で足が滑るようなことは当然無かったので普通のロードランニングで使う分には全く問題ないと思う。

反発力

接地して蹴り出すとき、前への推進力に変わっているのを感じることができる。 メインシューズとしているクリフトン8 もすごいと思ったが、匹敵するかそれ以上と言ってもよいと感じた。 公式に記載されているような 「モンスター級のCloudTec」、 「ワイルドなライド感」、「信じられないようなエネルギーリターン」というのは正直よくわからなかったが、 推進力が生まれている感覚を確かに得ることができた。ただ Garmin の言う通りに走っているだけド素人が言ってるだけなので鵜呑みにしないではもらいたいが、 期待して損する反発力ということは無いと思う。

デザイン

好みはあるだろうが自分は好き。普段も積極的に履いて出かけたくなる。

さいごに

とにかくフルマラソンが不安なので足への負担を減らせればと思い 「ランニングシューズ クッション 最強」などと知性のかけらもない検索クエリを google に投げ込んでは ウンウンと悩みながら新しいシューズを探しての選択だったが非常に満足している。

おまけ

自分はランニングシューズをそれ専用にしたくない。そのため普段も履けるということをある程度重視して選んでいる。 on や HOKA は、そのあたりも自分の嗜好性に合っており選ぶのが楽しい。 と言いながら明日には「練習専用のシューズは必要」とか言い出すかもしれないが。