SESAME ５とセサミタッチプロを買った
SESAME 5とセサミタッチプロの購入体験
SESAME 5 またはセサミタッチプロとは
所謂スマートロック。スマホのアプリや別売りのセサミタッチプロを通して IC カードや指紋、暗証番号を使って自宅の鍵を操ることができる。
モチベーション
自宅のドアはカードキーでの施錠・解錠が可能であり、android であればおさいふケータイの機能を介してその機能を利用することが出来た。長年 android を使っていたのでその恩恵に与っていたが、先日カッとなって android をやめて iPhone に鞍替えしたため、スマホでドアロックを開閉することができなくなってしまった。 カードキーはその形状からして自然と財布に収まったが、自宅出入り時の財布の出し入れは想像を遥かに超えて面倒だった。
「なにかよいソリューションはないものか」
と思ってたどり着いたのがこの SESAME 5 とセサミタッチプロである。 購入検討の方は Amazon で買うよりも公式で購入するほうが安いのでそちらで買うことを強く推奨する。
オーダーメイドアダプターで 99%のサムターンに対応
自宅ドアのサムターンは以下のような円形のものだったため、どうやっても SESAME 5 そのままでは設置することが出来なかった。
しかし公式ウェブサイトに力強いメッセージが記載されていて、安心して購入に踏み切ることが出来た。
99％の鍵に対応可能
実際に自宅の鍵も推奨サイズでは無かったが、注文したオーダーメイドアダプターを使って難なく設置することが出来た。回転もスムーズで全く問題ない。
ドアへの接着は両面テープで行うが、この両面テープの接着強度が尋常じゃない。テストかわりに揺すってみたがまったく剥がれそうにない。念を入れて接着面はシリコンリムーバーで脱脂もした。自然にポロリと剥がれることはなさそうだ。
セサミタッチプロ
スマホ経由で鍵の開閉を行ってみると、けっこうなラグがあることに気づく。また、実運用的には玄関前でスマホを取り出してアプリを起動し・・みたいなことは手数が多すぎて使い物にならない。鍵はすぐに開いてほしい。 そこで同時に使うと捗る、というか必須となるのがセサミタッチプロだ。これを使えば IC カード、暗証番号、指紋で鍵をコントロールできるようになる。子供に自宅の鍵を渡す必要がない点も良い。必ずセットで買いましょう。
スマホのアプリ経由と、このセサミタッチプロ経由だと解錠・施錠の速さが違ったのが面白かった。 自分調べだが概ね以下のような順だった。
- 指紋認証
- IC カード認証
- スマホアプリ
指紋認証が最も速く、IC カード認証よりも遥かに速かった。他にも NFC タグや WiFi を経由した方法もあるが、これらは実践してないのでわからない。
電池寿命、交換方法
SESAME 5 の電池寿命は 1 年以上。SESAME 5 の電池交換は簡単にできる。 セサミタッチプロの電池寿命は最大 1,100 日。もし両面テープでドア等に接着した場合、こちらは接着面を壁面から剥がさないと電池交換が出来ない作りになっている。浸水・盗難のおそれを考えてのことだと思うので仕方ないとは思うが、戦術の通り両面テープの接着力が常軌を逸しているため、X デーに対してどうしようかなという心理が働いている（まだ設置してない）。
仮にセサミタッチプロを盗難されたとしても鍵を開けられることはないし、スマホアプリがあれば締め出されることもない。強力なネオジウムマグネット等を使っても交換を容易にするか、それとも「1,100 日後に考えればいいか」と付属のテープ接着してしまうか・・・。
ユーザーサポートの素晴らしさ
オーダーメイドアダプターの注文時は接地面の計測を行う必要がある。それだけだとどこを測ればよいのか全くわからないがこれもメールで詳細に教えてくれる（ウェブサイトにも同様の説明は掲載されている）。またアダプター設置のサポートもメールに細かく記載して頂き、サポートの方の丁寧さに感動した。サポートの質は価格次第だろうとは思わないが、正直、そこまで高価なものではないにも関わらず、これほど丁寧にサポート頂いた経験はないかもしれない。
さいごに
まだ本格運用はしていないが、購入体験は一貫して非常に素晴らしいものであったし、要求が全て実現できそうで嬉しい。